発刊日: | 2013年11月 |
ページ数: | 約70ページ |
税抜価格: | 500,000円(ハードコピーのみ)/ 550,000円(ハードコピー及び電子ファイル) |
レポート発刊の背景と概要
光ディスクストレージは今なおグローバル市場に巨大な約40EB の記録容量を
提供している。今後は、業務用市場におけるアーカイブ用途において利用され
る光ディスク容量が拡大することが想定されている。
2013 年は、光ディスクストレージの歴史に残るパラダイムシフトの幕開けといえ
る年となった。更に、今後の5 年間の光ディスクストレージは世界のデータアー
カイブのあり方を変革する重要な期間となる。
本書は光ディスクストレージの今後のビジネス戦略策定にとって不可欠な情報
と分析を提供する。
目次
- エグゼクティブサマリ
- 光ディスクストレージの動向と予測
- 2-1. 全体動向総括
- 2-2. 光ディスクドライブ動向(PC)
- 2-2-1. ドライブサマリ
- 2-2-2. 種類別・ハイト別動向
- 2-3. 光ディスクドライブ動向(AV)
- 2-3-1. プレーヤ動向
- 2-3-2. レコーダ動向
- 2-3-3. CE 系の進化
- 2-4. 光ディスクメディア動向
- 2-4-1. メディアサマリ
- 2-4-2. 種類別数量動向
- 2-4-3. BD-XL ディスクの生産動向
- 2-5. 光ディスクストレージのアプリケーション
- 2-6. 光ディスク市場の成長シナリオ
- 光ディスクストレージの技術動向と将来展望
- 3-1. ビデオコンテンツディストリビューション
- 3-2. 大容量光ディスクの開発動向
- 3-2-1. ISOM'13 大容量光ディスク関連報告の詳細
- 3-2-2. BD-XL の更なる大容量化 開発動向
- 3-3. アーカイブに関する各種団体の検討動向
- 3-4. 各国のアーカイブ対応動向
- 光ディスクストレージ総括
要約
第1章 現行光ストレージの動向と予測編
光ディスク事業全体の動向を捉えやすくすることを目的として、光ディスク、PC ドライ
ブ、AV 機器、の市場動向に関して、過去から現在までの動向と今後の5 年間の予測
をまとめている。
現在の光ドライブ、光ディスクメディア、AV 機器など、日本を除けば、記録系はまだ
DVD が主流であり、事業規模の大部分を占めている。BD は毎年予想を下方修正して
はいるが成長を続けている。
主な内容は以下の通り。
- 最大の市場規模であるDVD に関する動向を分析し、今後の推移を予測する
- BD の今後の成長トレンドと、その背景となる要因を詳細に分析する
- 関連する PC の今後の動向、新たなB2B の可能性を示すアーカイブ用途の動向分析
第2 章 光ストレージの技術動向と将来展望
光ディスクストレージの大容量化の今後を決定する光ディスク開発動向について分析
する。定量分析を中心に光ディスクストレージのトレンドを第1 章で整理した上で、その
裏付けとなる技術動向や新たな市場を定性的な分析により整理する。光ディスク業界
にとって、死活的に重要な下記の3 つの要素について分析している。
- ビデオコンテンツディストリビューションの動向と光ディスクストレージが受ける影響
- 光ディスクの今後の大容量ディスクの開発動向と、今後の市場形成に与える影響
- 光ディスクアーカイブの動向に関する詳細な分析と、その成功のための提言