(市場調査レポート)フレキシブルデバイスのパワーソリューション 2015
〜 Flexible device 対応のBattery, Energy Harvesting と Flexible Power Solution により拡大するFlexible device 〜

発刊日:2015年9月25日
ページ数:121ページ
税抜価格:500,000円(ハードコピーのみ)/ 550,000円(ハードコピー及び電子ファイル)
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レポート発刊の背景と概要

本レポートは、ふじわらロスチャイルドリミテッドは、フレキシブルデバイス 関連レポート(生体センサ、IoT センサ)を発行している。本レポートは、 これらにスマートカードなどその他の対象を加えたフレキシブルデバイス に不可欠な、薄膜でフレキシブルなパワーソリューション(バッテリ・EH) の市場動向・技術動向をまとめたものである。バッテリは、厚みが1mm 未満の薄膜で、フレキシブルな性質を有しているものが対象となる。

生体センサ・IoT センサ関連とその他のフレキシブルデバイスのアプリケ ーション、市場規模動向分析の概要を整理した。2020 年には、フレキシ ブルデバイス市場は、RFID、スマートカードを加えて約23.4B$となる。 これらのフレキシブルデバイスの一部と今後アクティブ機能を持たせる デバイスが、フレキシブルバッテリの対象デバイスとなる。フレキシブル バッテリの市場規模は2020 年におよそ650M$の規模が期待される。 既に、Smart Card やイオントフォレシスでは利用されており、その市場 は拡大している。今後、RFID のアクティブ化、メディカルデバイス、WSN などの拡大が確実である。

現状では、一次電池が多く利用され、薄膜バッテリの参入企業も多い。 バッテリの材料系としては、一次電池はZn/MnO2 とLi/MnO2 で、二次 電池では安全性を考慮したLi-Polymer(高分子/セラミック)が殆どであ る。各社の得意とするバッテリの種類とアプリケーションの関係、プリン テッドエレクトロニクス応用プロセスを使ったバッテリの特徴など、技術的 特徴による分析は、今後のバッテリとデバイスの関係の将来性分析に有 益である。

大目次

  1. はじめに
  2. Executive Summary
    フレキシブルバッテリの定義、市場拡大の背景、市場規模、新たなフレキシブルデバイス市場の拡大など
  3. フレキシブルバッテリの対象となるフレキシブルデバイス市場の動向
    生体センサ(HuBE)、IoT デバイス、その他のフレキシブルデバイスアプリケーションとその市場規模
  4. フレキシブルバッテリの期待アプリケーションと市場規模
    フレキシブルバッテリの期待アプリケーションと市場規模
  5. フレキシブルバッテリの利用形態
  6. フレキシブルバッテリの種類と技術動向
    一次電池、二次電池、EH、特殊なバッテリソリューション
  7. フレキシブルバッテリ仕様比較
    バッテリ各社の詳細情報、バッテリ物理特性(Volume,Thickness)とCapacity の関連性など
  8. 企業プロファイル