(市場調査レポート)コールドストレージ 2017

発刊日:2017年8月29日
ページ数:82ページ
税抜価格:500,000円(ハードコピーのみ)/ 550,000円(ハードコピー及び電子ファイル)

概要

「光ディスクアーカイブ」シリーズにて、光ディスクアーカイブの エンタ-プライズにおけるリボーンから初期導入までの段階を 分析してきた。

本年からは、光ディスクストレージがエンタープライズにおける ストレージの一員として認められる性能のプロダクツの誕生や 市場で十分な実績を積み重ねてきたことから、 「光ディスクアーカイブ」レポートから、 新たな段階へと変貌するコールドストレージ全体を分析の対象とする 「コールドストレージ」レポートとした。

エンタープライズ市場における、SSD、HDD、LTO、ADの市場実績と今後の 7年の動向を多様な側面から分析し、予測した。 その上で、光ディスクストレージの成功する道を予見した。

目次

1. エグゼクティブサマリ
    1.1. ストレージ容量急増の背景
    1.2. ストレージ動向の概要
2. ストレージ市場の定義と一般動向
    2.1. 市場の定義(Enterprise とClient)
    2.1. Enterprise 及びClient マーケットに使用されるストレージの種類
        2.1.1. Enterprise storage
        2.1.2. Client storage
    2.2. Enterprise 及びClient マーケットにおけるストレージの一般動向
        2.2.1. Enterprise storage の動向
        2.2.2. Client storage の動向
3. ストレージ市場全体像
    3.1. ストレージ市場規模の概要
    3.2. ストレージ種類別 容量供給トレンド
    3.3. 実稼働容量の動向
    3.4. SSD 以外のflash memory を除いた容量供給トレンド
    3.5. 市場別 年次出荷トレンド
4. 今後のストレージ容量供給の個別トレンド
    4.1. ストレージ容量供給のメディア別詳細トレンド
    4.2. エンタープライズストレージの種別
    4.3. エンタープライズストレージのカテゴリ
    4.4. エンタープライズ市場におけるストレージの動向
    4.5. エンタープライズ市場向けストレージの容量、数量トレンド
    4.6. エンタープライズ市場向けストレージの平均出荷ユニット容量
    4.7. エンタープライズ市場向けストレージの累積容量による分析
5. 各種ストレージの容量ロードマップと技術内容
    5.1. 技術ロードマップ
        5.1.1. HDD
        5.1.2. LTO ロードマップ
        5.1.3. 光ディスクストレージ(AD)ロードマップ
    5.2. 各ストレージの技術課題
        5.2.1. 各ストレージの容量トレンド
        5.2.2. 各ストレージの記録密度の向上トレンド
        5.2.3. HDD 技術課題
        5.2.4. LTO
        5.2.5. 光ディスクストレージ
6. コールドデータとストレージ選択
    6.1. 曖昧になる“コールド”と“ウォーム”の境界
    6.2. HDD メーカのマーケティング戦略
    6.3. 光ディスクストレージシステム 光ディスクの提案例
        6.3.1. Configuration-1
        6.3.2. Configuration-2
        6.3.3. Configuration-3
        6.3.4. Configuration-4
    6.4. クラウドストレージ
7. コールドストレージの課題
    7.1. Long-term TCO 比較
    7.2. 長期保存性
8. 市場の可能性
    8.1. コールドストレージ拡大に寄与するアプリケーション
        8.1.1. データセンタと利用する業種・アプリケーション
        8.1.2. SNS の普及
        8.1.3. IoT、ビッグデータの広まり
        8.1.4. ビッグデータの活用実態
        8.1.5. 第4 次産業革命
    8.2. 光ディスクストレージの期待される市場
        8.2.1. 米国市場
        8.2.2. 中国市場
    8.3. まとめ
図表
    FIG. 1 データストレージ容量の急増とその要因
    FIG. 2 Digital Universe とストレージ供給の関係性
    FIG. 3 エンタープライズ/クライアント マーケット
    FIG. 4 Enterprise storage:HDD
    FIG. 5 Enterprise storage:Tape
    FIG. 6 Enterprise storage : Optical disc-1
    FIG. 7 Enterprise storage : Optical disc-2
    FIG. 8 Digital Universe Trend とStorage Supply Trend (including NAND flash)
    FIG. 9 ストレージ別トータル容量供給
    FIG. 10 Accumulated storage capacity trend including all flash memories
    FIG. 11 Accumulated storage capacity trend excluding all flash, client & HP-HDDs
    FIG. 12 Digital Universe Trend とStorage Supply Trend (excluding NAND flash)
    FIG. 13 累積ストレージ供給容量のトレンド
    FIG. 14 ストレージ容量の年単位の推移
    FIG. 15 毎年のストレージ供給:市場別、ストレージ種類別
    FIG. 16 Facebook HOT and Warm
    FIG. 17 ストレージのカテゴリ
    FIG. 18 エンタープライズ市場の各種ストレージ容量供給トレンド
    FIG. 19 エンタープライズ市場の各種ストレージ数量供給トレンド
    FIG. 20 2017 年/2023 年のエンタープライズストレージ 出荷容量比率
    FIG. 21 Average Capacity Shipment Trend of HDD, LTO, Optical disc
    FIG. 22 12 枚入りディスクマガジン単位の平均出荷容量推移
    FIG. 23 エンタープライズストレージ累積容量推移
    FIG. 24 Enterprise storage yearly shipping capacity % trend
    FIG. 25 Enterprise storage accumulated shipping capacity % trend
    FIG. 26 ATSC HDD Areal Density Trend
    FIG. 27 LTO roadmap
    FIG. 28 LTO Capacity shipment trend (EB) with generation alternation
    FIG. 29 Archival Disc ロードマップ
    FIG. 30 市場に投入される各ストレージの容量トレンド
    FIG. 31 各ストレージのエリアデンシティトレンド
    FIG. 32 HDD technologies for capacity increase1
    FIG. 33 HDD technologies for capacity increase 2
    FIG. 34 HDD technologies for capacity increase 3
    FIG. 35 bit patterned media technology
    FIG. 36 Western Digital HDD Products
    FIG. 37 FUJIFILM 220TB LTO
    FIG. 38 SONY/IBM 360TB テープストレージが実現可能な技術を開発
    FIG. 39 AD ディスクの開発内容(OCP Japan 2016)
    FIG. 40 Collision between HDD and optical disc
    FIG. 41 System Configulation-1
    FIG. 42 System Configulation-2
    FIG. 43 TAPE を使用する例
    FIG. 44 Configration-3
    FIG. 45 Configuration-4
    FIG. 46 各ストレージにおけるパラメータの典型値:1PB HDD
    FIG. 47 各ストレージにおけるパラメータの典型値:1PB 光ディスク
    FIG. 48 各ストレージにおけるパラメータの典型値:1PB テープ
    FIG. 49 データセンタにおけるエネルギー費
    FIG. 50 各ストレージTCO 比較:20 年
    FIG. 51 各ストレージTCO 比較:100 年
    FIG. 52 AD 長期保存性:アレニウスプロットによる寿命推定
    FIG. 53 Data Center と関連業種
    FIG. 54 日本におけるIoT の活用状況
    FIG. 55 ビッグデータの活用実態(1)各データを分析に活用している企業等の割合
    FIG. 56 ビッグデータの活用実態(2)分析する際のデータ種類数(産業別)
    FIG. 57 ビッグデータの活用実態(2)分析する際のデータ組合せ(データの種類別)
    FIG. 58 ビッグデータの活用実態(4)分析の頻度
    FIG. 59 ドイツ・米国におけるIoT
    FIG. 60 freeze-ray at CES2016 press conference
    FIG. 61 CEICloud(中?云数据存?科技(北京)有限公司)事業内容、及びIDC(Beijing Yizhuang data center of CEICloud)
    FIG. 62 CEICloud(中?云数据存?科技(北京)有限公司)光ディスクストレージ ライブラリシステム
    FIG. 63 Enterprise Cold Storage Yearly Shipping Capacity Trend
    FIG. 64 Total Accumulated Enterprise Cold Storage Trend
    Table 1 Client 端末とストレージ種類
    Table 2 HDD, SSD for Enterprise
    Table 3 HDD とOptical Disc を使った主なアーカイブシステムの転送速度
    Table 4 DELL EMC Isilon シリーズ主な製品の仕様
    Table 5 Cloud Storage(Archive / 一般)